むかし、文字通り「首が回らない」状態になりかけた件

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最初の症状は手首あたり

僕は長年「税理士試験」の受験をしていましたが、この税理士試験の勉強はとにかくアナログな試験です。

試験時間120分の間、ひたすら字を書き、電卓を打ち、更に字を書きます。当然日々の試験勉強でも手を動かすことが比較的重要になります。そのため、手にかかる負担も相当なものです(最近は勉強方法を工夫し、字を書く時間は減らしましたが、それでも結構な時間手を動かす必要があります)。

最初に症状を感じたのは、試験勉強を始めてから8月程過ぎた頃。文字を長い時間書いていると手首が重たくなり書くスピードが落ちるようになってきました。それでも、長時間文字を書いていれば疲れるもんだと考えていたため、特に対処はしませんでした。

しかし、徐々に手首の重たくなる感覚が強くなり、また文字を書き始てから重さを感じるまでの間隔が短くなってきました。

その頃、ジョギングで膝を壊して整形外科に通っていたので、ついでに腕のことも相談したのですが、あまり使いすぎないようにと言われるだけで特に処置をしてもらえませんでした。当時は、それでもまだ、症状としては、普段の生活には影響がなかったので、「まぁ、そのうち良くなるだろう」と思っていました。

整骨院で治療を受けるも肩まで痛みが上がってきた

丁度それからしばらくして自由診療のカイロプラクティックで膝の診療をしてもらうようになりました。

膝をメインにやってもらっていたのですが、痛みのあった右腕全体に関しても診てもらいました。そこのカイロの先生は、とっては良い先生で、膝の調子も良くなってきていたし、できれば継続して通いたかったのですが、自由診療で一回5000円以上かかるため、頻繁に通えませんでした。

また、腕の痛みのほうはだんだん強くなり、二の腕あたりから肩にかけて普段でも痛みを感じるようになってきたため、保険診療で診てもらえる近所の整骨院に変えました。

それから週3回は整骨院に通い治療を受けていました。内容は、整骨院や接骨院ではどこも似ているのかもしれませんが、機械を使用した電気治療と柔道整復師の先生によるマッサージという内容でした。

この頃になると結構普段の何もしていない状態でも腕の痛みを感じるようになっていたのですが、マッサージを受けると、その日は肩や腕も楽になるので、頻繁に通っていました。

しかし、次の日にはすぐ重さが戻ってしまうようになり、また痛みを感じる範囲も両肩から首にかけてさらに広がってきた感じがありました。

当然、先生には症状を伝え、ストレッチの方法や治療の方法も変えてもらったりもしたのですが、いまいち効果が感じられなくなってきました。

徹底的に検査をし、今は整形外科でリハビリ中

この頃になると症状に対して、焦りを感じていました。試験勉強の演習問題で120分手を動かすのは結構苦痛でしたし、このままでは8月の試験の頃には手が動かなくなるのでは?と思ったからです。

そこで、ネット等で情報を集め、やはり一度、もう一度しっかりした整形外科で診てもらったほうが良いと判断し、通院できる範囲内の病院を探し診察を受けました。その病院では最初にレントゲンを撮り、診察をうけたのですが、最初に診ていただいた先生によると、特に異常もなく

「歳相応の肩コリ」

でしょうということで、痛み止めにロキソニンを処方してもらい、首の牽引治療と機械によるレーザー治療という緩和リハビリを受けることになりました。また、診療時に先生に「整骨院に通っていることを告げる」と、きっぱりとした口調で「整体は無免許の人たちがやってるところだから、行かないほうが良い」と言われたので、整体にはいかなくなりました。

それから約1週間後に学校の講義の関係で別の日に通院したところ担当が別の先生だったため、また色々不安を伝えたところ、それならば念のためMRI検査もしてもらいましょうということで、検査をした(その病人には施設がないため別のところで撮影)のですが、結局首周りをはじめ異常は認められないそうでした。ただ、その先生の診断では

「60歳の社長さん程の肩コリ」

ということでした。レントゲンとMRIの検査をし、神経系統にも特に異常がなかったのを確認できたのは良かったです。ただ、今の状態が長く続くと腱鞘炎に繋がってしまうそうなので、現在は、リハビリの方法を緩和療法から運動療法に変え医療計画を作成してもらっているところです。この運動療法のためには病名の診断が必要ということで、病名としては「頚椎椎間関節症」という診断でした。

今後の見通し

現在は受験に専念しており時間には若干融通がきくので、週3回程リハビリを受け、治療を続けるつもりです。また、現在通院している病院では、ペインクリニックもあるため、整形外科の先生にそちらの治療を受けることもできるか聞いたところ、症状によってはペインクリニックの治療もできると聞いたので、症状次第では試してみたいと思っています。ただ、麻酔を使うので、日々の生活に多少影響がでるそうなので、勉強第一の生活をしている身としては、選択としては悩みどころです。

ながながと自分の症状について書いてみましたが、正直、結構現在もしんどい状態は続いています。肩とか首はすぐ重たくなるし、伸ばしたり回したりすると北斗の拳のケンシロウ並に「コキコキ」なりますし(^^ゞ

ただ、一般人にとってはこの肩コリの治療ってどうしたらいいのか分からないですよね。街中には肩コリや腰の治療を謳っている整体院や整骨院などはいっぱいあります。でも、今回僕が通院してる整形外科の先生が言うように「整体とかは止めたほうがいい」という意見もネット等でもよくみかけるし。

だから、僕と同じように肩コリや腕の痛みがある人達の参考になるかもしれないので、これかも治療について、また個人的に普段の生活で取り入れている肩コリや腕の痛みの解消方法について書いていければなぁと思っています。

↓その後、ペインクリニックも体験したのですが、その治療内容及びその後の経過については過去記事をご覧ください。

オリジナル記事の投稿年月日:2012年4月19日
当記事は管理人が過去に運営していたブログ『」リー:リー:リー』に投稿した記事です。管理人のミスでブログ自体が消滅してしまいましたが、生原稿が残っていたものを若干修正のうえ、再アップさせていただいております。

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