【Non-BP Life】ノンボダとカウンセリングについて(前半)

今日は若干凹み気味。マラソンネタでは度々書いているのですが、どうやらまた膝の調子が悪くなっているようです。
ここのところは調子も良かったので、走る距離と早さを計画的にのばしていたのですが、ここ一週間程は腿の全面のはり・痺れが強く、普段の生活にも影響が出てきました。

本来であればいつもお世話になっているカイロプラクティックに行きたいのですが、いかんせん、金欠のため自由診療はキツイため、近所にある整骨院に通い始めました。その整骨院は保険治療も自由診療もやっているため、現在のところは、保険適用内の治療をお願いしています。
少しは楽になればいいのですが…(^。^;)

と、導入部分の近況部分を書いていたら、書こうと思っていたこととは別のことが、ふと頭に浮かんだので急に予定変更します。今日は、「ノンボーダーとカウンセリング」についてです。

目次

心療内科に通うことになったきっかけと診察内容について

僕は現在、カラダに関する病院にはいくつか通院していますが、ココロに関する病院には行っていません。正直言うと、まだ通院したほうがいいような気がしないでもないのですが…。

実は過去に2度程、診療内科に通っていました。最初は、ボーダーの妻と仕事の間の両立で悩み、結局仕事をやめ、その後体調を崩し、このままだとヤバいと思ったのがきっかけでした。
まぁ、元妻の付き添いで精神科にはある意味通い慣れていたので、どんなもんなのかは分かっていたので、病院に通うことに対し、世間的によく聞くような後ろめたさや通いづらさのようなものはありませんでした。

先生との問診はだいたい約10分程度、軽く近況を話し、質問をし、先生からのアドバイスをもらい、薬を処方してもらう、というのがいつもの流れです。
電車内などで過呼吸になることが当時は度々ありましたが、幸いにも軽い「パニック障害」気味との診断であったため、処方される薬も抗うつ剤まではいかず安定剤程度でした。

ただ、当時は「心療内科(精神科)の治療というのは、効果があるのか?」と疑問に思ってしまうこともありました。
あくまで自分が通った経験、そして元妻の付き添いで通った経験として僕が感じた印象ですが、「病院は「心」の根本的な治療をするところではないんだなぁ」ということです。そんなことはないと思う方もいらっしゃるとは思います。これは単なるうつ病ではなくBPD、そしてNon-BPとある意味厄介なもの、というのが原因かもしれませんし…。

あ、これは余談ですが、僕が通っていた診療内科はボーダーの方の治療は行なっていない、とのことでした。理由としては、ボーダーは病気だけど性格的な歪みの要素が強く治療が難しいためだそうです。

なんか、毎回薬を処方されて終わり、じゃぁまた何週間後にきてください、みたいなある意味、カラダを壊して病院に行った時と同じ処置(ということは、別に普通のことなのか?)で、そっけない。というか、もっと映画やテレビドラマででてくるようなカウンセリングでもしてくれるものなのかと思っていました。

ただボダ持ちの元妻に言わせると、医者の善し悪しの判断は「薬の処方のセンスも要素!」だそうなので、なるほどなとは思いましたが。

継続してカウンセリングを受ける障壁になっているものとは?

では、よく世間的に聞く「カウンセリング」とやらはどこで受けるのか?
カウンセリングは病院・診療所でも可能なところはあるものの、その数は多くありません。臨床心理士さんをはじめ、数々あるカウンセラーの資格(これ実際に調べてみたのですが、ホント沢山ありますね!)を持ったカウンセラーさんが開業しているお店で受ける必要があります。

しかし、ここに大きな壁があります。その壁とはずばり「お金」です。
この「カウンセリング」というやつは恐ろしく値段が高いのです。

それもそのはず、保険の効かない自由診療だからです。冒頭に書いた、僕が現在通っているカイロプラクティックも自由診療なのですが、如何せん、1回5500円もするため頻繁には通うことができない。自分が実際体験してみると保険治療で治らなかった症状が治っていくのを実感しているのだけに、「もしこれが保険適用で3割負担だったらもっと気軽に通えるのに、この保険治療と適用外の線引はどこなんだ?」と叫びたくなります。

一般的に心の病を治すには「投薬治療」と「精神療法」(カウンセリング)の両方が必要とされますが、そのうちの一つであるカウンセリングが保険が効かないというのは、制度的に問題があると思います。だってこれは患者に保険が効く投薬で我慢してね!って言ってるようなものだからです。

これはあくまでその人が置かれているケースによるのですが、心を病んでいる人は、満足に働くことが困難になります。すると収入は下がるが、時には途絶えることもあるでしょう(実際に僕は途絶えてる訳で(^^ゞ )

そのような状態ではまず、カウンセリングに通うお金は捻出できません。そのため、保険が効く診療所での治療で何とか直そうとするしかないのです。これは非常におかしい制度だと思います。

なにも「カウンセリング」を受ければ、問題が解決する、心の状態が良くなって、元の元気な自分に戻れる、なんて短絡的な考えを持っている訳ではないのですが、心を病んでしまった人たちは何とか直して元の自分にもどりたい、なんとかして戻りたいと思っている方が大半だと思います。

そういう人たちが直ろうとするチャンスすら与えてくれない現在の制度はどうなのかと思うのです。(後半へつづく)

オリジナル記事の投稿年月日:2012年2月21日
当記事は管理人が過去に運営していたブログ『」リー:リー:リー』に投稿した記事です。管理人のミスでブログ自体が消滅してしまいましたが、ノンボーダーとしての経験は避けることができない人生の一部であるため、元記事を若干修正のうえ、再アップさせていただいております。

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