将来的にワンコをお迎えしようと検討されている方にも読んで欲しい漫画『DOG SIGNAL』

昨日、うちの愛猫マニーが亡くなりました。

20歳を迎えるまで大きく体調を崩すこともなく、あと少しで21歳の誕生日を迎える、というところでした。

マニーは結構よくしゃべる猫で、一人暮らしの我が家によく鳴き声を響かせていましたが、マニーの鳴き声が聞こえない静かな状況がマニーが亡くなった現実を際立たせています。

うちには一時期、猫3匹、犬一匹とともに過ごしてた時期があり、末娘の猫ゆきじを除いては、奥様の連れ子でした。

すでに他界した愛犬のミニチュアダックス(名前は「ネスケ」)も、出会った頃にはもうすっかり大人で特に問題行動は特にありませんでした。

ネスケは出会った直後に重度のヘルニアになり、下半身が麻痺状態になってしまったので、日々排泄がうまくできないなめ、のために膀胱圧迫など必要なことは覚えましたものの、一緒にトレーニングをしたり、何かを教えたような経験がほとんどありませんでした。

ネスケが亡くなってもう5年以上、もう一度だけ、犬を飼ってみたいとは考えてはいるのですが、老猫のマニーが、元気なわんこがくると嫌がるかもしれないし、いま新しい家族としてワンコを迎えるのは得策ではないと考えていました。

ただ、お知り合いの方におすすめしていただいたドックトレーナーの方が主催しているセミナーに参加したりと、将来のために勉強はしています。

そして、今回ご紹介させていただくみやうち沙矢さんの連載漫画「DOG SIGNAL」も、お知り合いの方に「役に立つからぜひ読んでみて!」もオススメしていただいたものです。

ある日、突然フラれた彼女(優子)に、飼い犬のトイプードル(後にサンジュと名付けられる)を押し付けられた佐村未祐。ひとまずサンジュの面倒を見ることにするも、全く言ういうことを聞かず、散歩の途中リードを離してしまい、危うく車に引かれそうになったところを、たまたま通りかかたったイケメン男子・丹羽眞一郎がサンジュを救う。

眞一郎(パートナーはウルソンくん(スタンダードプードル))は、ぶっきらぼうで人付き合いは苦手なタイプだが、トレーナーとしての実力は超一流だった。

そんな眞一郎に憧れた未祐は眞一郎のお店「Proud Dog」で見習いとして働くようになるが。眞一郎の性格のせいもあり、お客はほぼなし! しかし、人懐こく面倒見のいい未祐の助けもあり、徐々にカウンセリング、トレーニングの依頼がはいるようになるのだが…、

とストーリーは展開していきます。

「犬を正したければまずは飼い主が変わることだもっと愛犬を知り信じてやって欲しい飼い主が変われば犬は必ず変わる」

「DOG SIGNAL」1巻 丹羽眞一郎のセリフを引用

愛犬の問題行動を解決してほしいと「Proud Dog」を訪れる飼い主に、トレーナーの眞一郎は「飼い主が変われば犬も必ず変わる」という信念のもと、犬をトレーニングするだけじゃなく、まず飼い主の問題行動を突き止め、変化を求めます。

絵のタッチは少女漫画風で、いままであまり触れてこなかった画風に、最初は少々構えてしまいましたが、犬を一度でも飼ったことがある人であれば「わかる!」と共感してしまうようなストーリー展開には引き込まれますし、時折挿入される豆知識、犬の問題行動とそれに対するトレーニング法など、漫画ならではの分かりやすい解説を描いてくれていて勉強になることも多いです。

自分が飼っている犬については、ある程度知っているけど、他の犬種については、正直分からないことも多いと思いますので、僕のように、現在は犬を飼っていなくても、将来的にワンコをお迎えしようと思っている方にとっては、それぞれの犬種の特徴を知ることができるので、参考にもなります(ただ、どの犬種のワンコも魅力的に感じてきて、逆に迷ってしまうかも)。

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