現在連載中の漫画に限定して、自分が現在購読中の漫画10タイトルのうち、後半5タイトルをご紹介!
前編の5タイトルはコチラ → 連載中で読んでいる漫画10タイトル(前編)
あさドラ!
浦沢直樹さんは、自己紹介がてらの好きな漫画紹介でも「MONSTER」を挙げていますが、青年誌って面白いって感じさせてくれた最初の漫画家さんです。
子供の頃に、廃品回収で捨ててあった「YAWAWA」を拾って読んで以来、連載作品はチェックしてきたのですが、一時期漫画を離れていたこと、そして、浦沢さんの作品は長らく電子書籍では購入できなかったこともあり、長らく連載作品はチェックしていませんでした。
しかし、ついに2021年12月に電子版が解禁されたので、まずは絶賛連載中の「あさドラ!」から読んでます。
「YAWARA」の猪熊柔も、「20世紀少年」の瀬戸口ユキジ(うちの愛猫「ゆきじ」の名前の由来)も、浦沢さんの描く女性キャラは前向き、力ずよく魅力的な女性が多いですが、今作の主人公・浅田アサも、そんな浦沢漫画の系譜を受け継ぐような女性。
ストーリーは「この物語は、戦後から現代にかけて可憐にたくましく生きた、ある名もなき女性の一代記である」とのことですが、1巻の冒頭シーンの「アレ」は一体? そこはやはり浦沢漫画ということで、単なる一代記で終わりそうにはありません。
「BILLY BAT」も電子版が発売されたら読みないなぁ。
ジョジョの奇妙な冒険
前編でご紹介した「古代戦士ハニワット」の劇画タッチの作画に抵抗がなかったのも、白戸三平さんの「カムイ伝」が好きだったり、世代的な影響もあると思いますが、劇画タッチといえば、JOJOの影響もあったかもしれません。JOJOもだいぶ癖が強いので好き嫌いが分かれると面ますが、複雑なストーリー展開、「オラオラオラ」「無駄無駄無駄」を代表とする独特な擬音、音楽好きとしては思わずニヤリとしてしまうスタンド名、全てが唯一無二の漫画です。
JOJOをリアルタイムで読んでいたのは、第3・4部の頃で、その後はしばらくご無沙汰しておりましたが、第5部以降は電子書籍で読み始め、結局1~4部も全巻電子書籍で買い直してしまいました。やっぱりJOJOは面白い。
いつ迄連載が続くのか、いったいどのようにシリーズを完結させるのか、荒木先生の頭の中は理解不能ですが、もう、最後までついていきます!
3月のライオン
羽海野チカさんの漫画はリアルタイムじゃないけどハチクロを読んだ流れで、現在連載中の「3月のライオン」も読み始めました。
主人公の桐山零は、中学生でプロに昇段した天才棋士で、見た目は眼鏡が似合う草食系男子ですが、内面で深い闇を抱え、周りからはだいぶ浮いた存在。そんな主人公が、東京の下町月島で暮らす川本3姉妹と出会ったことで、プロ棋士として、人間として少しずつ成長していく姿を描いたストーリーです。
プロ棋士という厳しい勝負の世界、日常場面で描かれる家族、学校などでの人間関係での葛藤など結構重めのテーマを扱っていて、漫画にしては紙面に占める文字の割合が多いですが、川本3姉妹のかわいらしさや、羽海野さんらしいほんわかした画風によって、うまい具合に重さ加減が中和されている気がします。
東京リベンジャーズ
やっぱり男なんで、40歳オーバーのおっさんになってもヤンキー漫画は定期的に読みたくなります(笑)
現在ではダメダメのフリーターだった主人公の花垣武道が、元恋人の死をニュースで知ったことをきっかけに、過去へタイムトラベル(作中では「タイムスリープ」という)しながら、元恋人の死という「悲惨な現在」を変えるために、その元となる過去を変えよう(人生のリベンジ)と奮闘するという設定は、単純なヤンキー漫画ではない設定で面白いですね。
過去では、中学生・高校生である登場人物が、族車乗り回すわ、バリバリ刺青いれているわ、(いい意味で)いかれたキャラが多いですが、どのキャラもオシャレに描かれているのが、「今」のヤンキー漫画っぽくて自分には新鮮。この辺りが広い層に人気がある要因でしょうかね?
発売中の単行本の現時点(26巻)では、まだまだ謎が多く、今後の展開が楽しみです。
あ、アニメのほうで人気が爆発した作品のようですが、個人的には漫画の方が喧嘩のシーンとかスピード感のあって好みです!
HUNTER×HUNTER
前編の「呪術廻戦」のところでも書きましたが、ジャンプ漫画は、名作といわれるものでも、これまで読んでこなかったものが多いのですが「ハンターハンター」もそのひとつです。
友達や知り合いの間でいままで読んできた漫画の話になるとよく話題にあがる漫画ですし、話を聞く限りでは、一旦、読み始めたら最後、高確率でハマる予感があったので、手を出さないようにしていたのですが…、とうとう手を出してしまいました(このついポチッと購入できるのが電子書籍の悪い点でもあります)。
シリーズ最新が36巻なので先は長いですが、富樫先生のペースが超スローなので、一気読みしないでのんびり読んでこうと思っています。