結婚指輪はつけたままですが、何か?
「結婚されている皆様は、結婚指輪を普段着用していますか?」
と、唐突な問いかけでスイマセン。僕は書類上はとっくの昔にバツイチになっていますが、いまだに左手の薬指に結婚指輪が残ったまま。こんなこと書くと「バツイチないのにまだ 結婚指輪 してるなんて変じゃない?」とか「未練が残ってるの?」とか「そんなんじゃ、これからの人生前向きに生きていけないよ!」とかマイナスにとられそうですが(^^ゞ
理由については、プロフィールを読んでいただければ、納得(?)していただけるかもしれませんが、簡単に言うと、やむを得ない事情により一時的に離婚し、その後やり直そうとお互いに頑張っていた最中に奥様が亡くなってしまったため、なんとなく気持ちに踏ん切りがつかず、また、今のところ特に外す理由もないからです。
ただ、この左手の薬指に指輪をしていると色々面倒なこともあります。
それは、結婚していること前提で会話が進むことがあることです。
やはり左手の薬指は結婚指輪用?
以前からよく経験することですが、例えば接客業系のお店に行った時に、お店の人に結婚をしているかどうかの質問をすっとばして「お子さんはいるんですか?」とか「奥さんは年上ですか年下ですか?」とか、「結婚何年目ですか?」というようなことを質問されることがあります。
(え、何をいきなりプライベートなことを!)と驚くことがあるのですが、恐らく相手からすると服装とか天気とかと同じように会話の取っ掛りにすぎないのでしょう。
そのような時はどうするかというと、身近な人は事情を知っているので、そもそもそのような会話はないですし、仮に、ある程度付き合いがある人になら、事情を説明することはあります。
ただ、お店等の方だとしたら「実は、かくがくじかじかで…」といちいち説明するのは面倒だし、恐らく説明された方も深刻な話を聞かされたら面倒でしょうしね。
そのため、上記のような質問をされた時は、何となく相手に話を合わせるとこが多いです。それが恐らく、お互いにとってベストだと思いますし。
同じようなことが何度かあり面倒なので、とりあえず指輪を右手に避難させようかと考えたこともあったのですが、右手の薬指のほうか左手の薬指より若干細く、しっくりこないので今も左手の薬指についたままってわけです。
結婚指輪の着用率は高くない?
ただ、僕個人としては、パートナーが指輪をしているかどうか気にもしていませんでしたし、また、結婚して以来ずっと指輪は左手の薬指につけたままであるため、指輪をつけていることが普通のことでした。
しかし、最近ふと結婚指輪に関することをネットで調べてみたところ、意外(?)なのかは分かりませんが、結婚指輪を普段している人の方は想像していたよりも少なかったので驚きました。
シチズンが 2006年と2014年に「現代結婚指輪事情」という結婚指輪に関するアンケートをおこなっているのですが、2014年のアンケート結果の一部を引用させていただきます。
「その結婚指輪はどうされていますか?」という問に対し、男性は『着けていない』が37.9%で、『ほぼ四六時中着けている』は49.1%。一方、女性は『着けていない』が34.9%、『ほぼ四六時中着けている』が39.2%。
さらに、『着けていない』と回答した人に「結婚指輪をつけていないのは、結婚何年目くらいからですか?」という問いに対しは、男性は42.2%、女性は34.5%で共に『直後から』が最も多い回答でした。
シチズン「現代結婚指輪事情(2014年)」より一部引用
貧乏症の僕としては、結婚指輪なんて結構値が張るんだから、元を取るためには毎日身に付けていないと損、いやいや、結婚指輪は「愛の証」だから毎日つけていないと、と考えてしまいましたが、世間は思っていたほど形式的なことにはこだわらないもんなんですね。
「新婚なのに、指輪もしないなんて、やましい気持ちがあるんじゃないの?」
なんてドラマで見聞きするようなセリフ、現実にはもう「死語」なのか?
「死語」 って言葉自体がもう「死語」なのか??
「わ~わ~ゆうとります」「お時間です」「さようなら!」