プロフィールの趣味の欄で「ブラック・ミュージック」が好きだと書いていますが、昔からブラック系一辺倒だった訳ではありません。10代の前半の頃は特に自分から音楽を求めて聴いていた訳でも無く、ネットも普及していなかったので、テレビからの情報が殆どでした。
しかし、親に隠れて深夜のAM/FMラジオを聴くようになり、海外アーティストの音楽に触れるようになったことで音楽の世界が広がり、もっと色んな素晴らしいアーティストを知りたい欲求に駆られ、色々な音楽雑誌を読み漁ったり、ライブに行ったり、ベースを弾き始めバンドを組んだり、と音楽は僕の人生になくてはならないものになりました。まさにタワレコのキャッチコピー『No Music, No Life』そのままです(#^.^#)
そんな訳で、プロフ補足【好きなもの】シリーズ第三段は「音楽」です。しかし、好きな曲やアーティストという括りではとても数10曲に絞ることができないので、自分の中で、
「この曲を聴いたことが、後の自分の音楽志向に影響を与えた」 と考えられる曲を30曲選んでみました。YouTubeの動画を貼ると長くなってしまうので、今回も3回に分けて、10曲ずつ紹介させていただきたいと思います。
1.『くちびるから媚薬』工藤静香
https://youtu.be/96c1YCjItD8
近年はAKBを始めとするアイドルブームのようですが、僕は昔からアイドルというものにハマったことがありません。音楽的にグッとくることは皆無ですし、容姿的にも所謂「アイドル」的な感じの人のファンになったこともありません。そんな中、あえて小学校の頃、テレビで見てビビビ(死語)とキタのが工藤静香さんのこの曲。世代的にはおニャン子時代は知らないのですが、彼女に大人の色気(?)を感じました。今ではカラオケには殆ど行かないですが、今でも女の子に歌って欲しい曲No.1です!
2.『壊れかけのRadio』徳永英明
徳永さんのこの曲は、小学校の頃、初めて人前でカラオケで歌った曲ということで思い出の曲です。近年カバー曲などで再ブレークしていますが、徳永さん独特の声や歌いまわしには憧れましたねぇ。当時この曲を歌った時、タイトルにもなってるサビ部分を「壊れ~かけの~レディオ~」と歌ったら、「ラジオ」じゃなくて英語っぽい「レディオ」の発音にだいぶからかわれて恥ずかしかったという、どうでも良い記憶が今でも残っています。
3.『TRAIN-TRAIN』The Blue Hearts
https://youtu.be/I68t-vJZinc
初めてテレビで見た時の衝撃は忘れられません。ブルーハーツを聴くまで「Punk」のパの字も知らなかった僕にとっては、彼らの音楽を強烈過ぎました。パンクならではの分かりやすい曲構成にメッセージ性の強い歌詞は、大人になった今でも心に染みます。
「見えない自由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくる」この部分が特に好き。
4.『島唄』The Boom
カラオケの十八番です(^^♪。ある程度色んな音楽を聴くようになって、自分にとっての音楽のルーツみたいなものって何だろと考えた時期があったのですが、これが無いんですよね。黒人にとってのブルースやソウルみたいなもの。「演歌」が日本人のルーツかと問われると、ちょっと違うような気がするし…。
だからこそ、沖縄に根付いている音楽文化には憧れたりもします。「島唄」に込められた反戦のメッセージを知ったのは、初めて聴いてからだいぶ後の事ですが、唄の歌詞について読み取ろうと思うようになった、きっかけを与えてくれた曲でもあります。
5.『Daddy,Brother, Lover Little Boy』Mr.Big
https://youtu.be/rOjLRfZlLbA
中学の頃、初めて洋楽に触れたのが、エアロスミスやメタリカやガンズなんかだったのですが、なかでもMr.Bigのこの曲は、当時は楽器を弾いていた訳ではなかったのですが、ビリー・シーンのベーステクに憧れたという意味で思い出深い曲です。何故か、洋楽を聴き始めた頃はバカテクに憧れちゃいません?
今映像みると「こんなにベース高い位置で構えてたんだ!」とビックリしますが…。
6.『JESUS』LUNA SEA
高校生の頃、ビジュアル系バンドが大流行しましたね。Xを始めとして、LUNA SEA、黒夢、ラルク…。LUNA SEAのこの曲は、当時ベースを弾き始め、初めてバンドを組んで初めて練習した曲がこの『JESUS』でした。僕は初めてのバンドだったのですが、周りは経験者(しかも皆上手い!)で、しかも、皆ビジュアル系でも通用するイケメン揃いのメンバーだったので、並みレベルの自分には荷が重かったですが、バンド活動を通して色んな音楽の楽しさを知ることができました。 ビジュアル系って括りで敬遠する方もいるのかもしれませんが、それは勿体ないです。音楽はジャンルで聴くもんじゃないですから!
7.『White Riot』The Clash
僕にとってパンクの扉を開いたのはブルーハーツで、その後LUNA SEAのベースのJさんの影響で海外の所謂初期パンクにたどり着いたのですが、その中で一番大好きになったのが、クラッシュです。洋楽を最初に聞き始めた頃は、ハードロックやメタルなど超絶テクに凄い凄いと憧れてたことを考えると、演奏も拙い「Punk」に何故ハマったのか分からないのですが、あの時代の熱さや空気感と10代だった自分の思考とがリンクしたのかもしれません。
8.『Smells Like Teen Spirit』Nirvana
僕がNirvanaを知った時には既にカート・コバーンが亡くなった後でした。ロック史に残る偉人達は短命な方が多い(今は結構長生き)ですが、カートがもし生きていたら、今の時代にどんな音楽をやっていたんでしょうね? 鬱積する感情を爆発させたような激しさを3ピースのバンドならではの一体感で表現した彼らの音は、バンドの醍醐味を教えてくれました。
9.『Give It Away』Red Hot Chili Peppers
パンクの扉を開いたのがブルーハーツなら、ファンクの扉を開いてくれたのがレッチリです。ベースを弾くようになって、だんだんと音楽を聴くときにベースやドラムのリズム隊に注目しながら聴くようになっていきましたが、フリーとチャドのリズム隊は、今でも最高に好きなコンビのうちの1つです。理屈抜きでカッコイイんですよねぇ。ベースやってる人でフリーに影響を受けた人は今でもきっと多いはず! 僕もそんなフリーに憧れてスティングレイを買ってスラップを練習した口です。
10.『No Woman No Cry』Bob Marley
レゲエに関しては、殆ど知らないのですが、クラッシュを聴くようになってから、彼らがレゲエに影響を受けたという流れで、ボブ・マーレイを聴くようになったんだと思います。非常に聴きやすいゆったりとしたリズムに、口ずさみやすい比較的ポップなメロディーラインに身を任せて聴いていると、自然と体がリズムをとって心地よい雰囲気を感じさせてくれるのが好きです。機会があったら、レゲエももっと色々聴いてみたいです。
オリジナル記事の投稿年月日:2012年9月20日
当記事は管理人が過去に運営していたブログ『」リー:リー:リー』に投稿した記事です。管理人のミスでブログ自体が消滅してしまいましたが、生原稿が残っていたものを若干修正のうえ、再アップさせていただいております。