昔よく通った快適な空間「図書館」で、不快な出来事が…
茹だるような暑さが続く夏、寒さに震え外出するのが億劫になる冬。日本の四季は美しくもありますが、極端な暑さや寒さは少しカラダにこたえる年齢になってきました。
現在は、夏と冬の間「エアコン」という文明の利器に遠慮なくあやかり、1年中ある程度快適な温度のなか仕事をしていますが、ひと昔前、無職になり、一時的に出戻りしていた実家の自室は、屋根裏部屋のような造りで風通しが悪く、エアコンもなかった(正確には設置はしてあったけど、壊れていた)ため、まさに夏は灼熱、冬は極寒でした。
その頃、よく通っていたのが「図書館」です。
元々、漫画以外はあまり本を読む習慣がなかったため、図書館を利用することがほぼなかったのですが、本を読むこと習慣が身に付き、だけど、お金が全然なかった当時の僕にとって「図書館」にまさに天国のような場所でした。
室内は一年中快適な温度に保たれているし、想像していた以上に多種多様なジャンルの書籍、雑誌、CDなどが揃っている。
そして、これは図書館の業務が民間に委託されたこと等の影響もあるのか、当時よく利用していた図書館は、平日は夜8時まで開いてるため利便性も高く、混雑時の席の独占を避けるために数時間ごとの入れ替え制度を導入しているなど顧客満足をあげる努力が感じられました。
僕は別にサービス業のプロでも何でもないですが、働いている従業員の方々の質も結構高い方でなないかと感じていました。
そんなある日、図書館で見かけたある人から、あることを学んだ、そんなお話です。
突然の上から目線・態度は傍から見ると格好悪い
その日は休日で、時期的には学校が夏休みだったためか、とても館内は混雑していました。僕は席で勉強をしたかったのですが、確保できなかったため、PC席利用受付カウンターの近くの長椅子に座って、借りた本を読んでいました。
僕は図書館でパソコンを使ったり、動画を観たりしないので、その受付を使ったことがないのですが、結構ひっきりなしに利用者が訪れていました。それでも受付の方はテキパキと利用者をさばいていましたが、10数人に1人ぐらいの割合でいちゃもんをつける方がいました。
いちゃもんというか、例えば
・利用方法が面倒だと文句
・なぜだか上から目線のため口
・最初から喧嘩腰の口調
・イラッとしてるのか舌打ち など。
僕も昔、飲食や小売で接客業をしていたので分かるのですが、結構多いです、こういう人。
「お客様は神様」文化の弊害なのかもしれませんが、結構強気で上からくる人。
例えばこれが、粋がってる若い子だったり、ヤクザっぽい見るからに怖い筋の方の場合は、あまりひっかからないんですよ。そもそも、そういった人は殆ど誰に対しても同じような強気の態度なので!
ただ、普段はいかにも普通っぽくしてそうな人が、飲食業の店員さんだったり、今回の図書館の受付の人だったりに対していきなり、見下したような言動を取ると、その人の人間性を疑ってしまう程の不信感をおぼえてしまいます。
「この人、友達や会社の人とは、どんな会話してんだろ?」
なんて思ってしまいます。
まぁ、日々のたまったストレスを発散してるのかもしれませんが、あのような態度は傍から見てるとぎょっとするほど格好悪く映ります。
何処で誰が自分のことを見ているかわからないし、ふとした言動にも気を付けないとなぁ、と思った次第です。