「税理士試験」理論暗記には音読が効果大!自分の声をレコーダーアプリで録音してみるのもオススメ!

レコーダーアプリサムネ

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「音読」暗記派なら、自分の声を録音してみるのがオススメ

たいていの試験勉強には「暗記」という作業がどうしても必要になります。しかし「人間は忘れる生き物である!」(こんな格言無かったっけ?)と言われるように、完璧に覚えたと思っても、数日後には、忘れてしまうもの!

僕も以前「税理士試験」に挑戦していた際に、ひたすら条文を丸暗記をしていましたが、覚えて忘れて、覚えて忘れて、という作業を繰り返すことにより、記憶の定着していくことが分かっていても、この「覚える」という作業は苦痛に感じることがありました。
計算の勉強と違って、理論の暗記は何時間勉強すれば、覚えられるという基準が無いだけに、シンドかったです。

一般的に暗記をするには「読む」「聴く」「書く」「話す」方法があり、人によってどの方法が合うかは相性次第だと思います。僕は書いて覚えるのが一番合っているのですが、この「書く」作業は時間がかかりすぎるという欠点があり、また、腕を酷使するため、ガシガシ紙に書いて覚える方法は使えなくなりました(腱鞘炎になってしまったので…)。

そこで、途中からメインにしたのが「話す」です。つまり「音読」です。

朝起きて窓の外に向かって元気よく、通勤通学途中の路上でブツブツ、予備校の教室で勉強の合間にゴニョゴニョ、ひたすら音読を繰り返していました。

この音読だけでも、効果は実感できましたが、紙に書くのと違い音読は細部までしっかり暗記できているのか心配になることもありました。

そんな時は、iPhoneのレコーダーアプリを使って、自分の声を録音していました。録音してテキストと突き合わせれば、間違えて覚えている場所をチェックできるし、すきま時間に録音した音源を繰返し聞くこともでき、記憶の定着に役立ったと思います。

もちろん、予備校が発売している暗記用CDもあるので購入し使ってみたこともあるのですが、声優さんが話す声よりも、自分自身が話した声のほうが耳に残りました。

理論暗記にピッタリのレコーダーアプリ『HT Professional Recorder』

僕が当時自分の声を録音するのに使っていたのが、iPhoneのレコーダーアプリ『HT Professional Recorder』です。数あるレコーダーアプリの中でも、この『HT Professional Recorder』は税理士試験用にピッタリな機能が付いているので、税理士受験生には結構オススメです。

当時は600円程だったと記憶しておりますが現在は約1,200円。アプリとしてはそこそこの値段がしますが、レコーダーを1台購入することに比べたら安価です。まず、基本的な操作方法ですが、

①で録音スタート
②で区切りたい場所を☆マークで指定
③で録音ストップ(録音開始になると「Play」表示が「Stop」に変わります)
④でファイルの名前を変更、
⑤でファイルをPCへ転送する

という流れです。

オススメ機能その1「頭出し」

なかでも税理士試験受験生にとって特に使えると思われるのが、②の頭出し機能です。税理士試験の税法の理論は、ご存知の通り、一つの理論の中に柱がいくつかあるものが多いですよね。例えば冒頭の画像のページの理論「中間申告制度」を例にとると、

「4-1 中間申告制度」
1.前期納付実績による場合
2.仮決算による場合
3.中間申告書の提出がない場合の特例
4.納付
5.申告義務等の承継

と5つの柱があるので、録音の際に、各柱のところで、②の☆マークを押しておきます。そうすることによって、後で再生する際に、☆マークの左右の矢印を押すと、☆マークを押した箇所まで一気に飛ばす(戻す)ことができるのです。理論暗記では、よく特定の場所だけ覚えづらいということがあると思うのでこの機能は使えると思います。

録音が終わりストップボタンを押すと、右の画像のように、録音ファイルができます。デフォルトでは録音時間がファイル名になるので、連続して録音するような場合や大量のファイルを貯めておく場合には、ファイル名を変更しておいたほうが良いでしょう。その際には、左の画面の④「Rename」ボタンを押すと、左下の画面に変わり、テキスト入力ができます。

このボックスに変更したいファイル名を入力し完了を押すと、右の画像のようにファイル名が変更されます。同様の手順で全てのファイル名を変えておけば、後々便利でしょう。

オススメ機能その2「倍速再生」

そして、もう一つ注目したい機能が、倍速再生機能です。アプリのトップ画面の右側に「1.0x」という表示がある(ファイルが無い状態では表示されません。スイマセン<(_ _)>)のですが、この+又は−を押すことで「1.2×」「1.4x」…、と最高「2.5x」まで再生速度を上げることができます。正直「2.5x」辺だと聞きづらいですが、倍速の「2.0x」辺りであれば、ストレスなく聞けますし、なにより確認する時間を短縮できます。

という訳で、高価なicレコーダーがなくても『iPhone』×『HT Professional Recorder』でりっぱに代用できていました。

今ならアプリは『HT Professional Recorder』より安価で機能がよいものもあると思います。あれこれ、暗記法は試してるけど、どれもしっくりこないという方は、是非レコーダーアプリを使った、音読&録音暗記法(?)を試してみて下さい。

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