心が潰れてしまったボクの背中をそっと支えてくれた名曲7選+1

プロフィールには少し書いていますが、僕は昔、心が潰れてしまった経験があります。最近は、あまり意識することなくなってきましたが、その経験から既に10年の時が経過しようとしています。

「悲しみは時が癒してくれる」

最近 、この言葉は真実だなぁ、としみじみ実感としています。その当時以前の「そのまま自分」に完全に戻ることはできないとは思いますが、それでも時が経つにつれ、少しずつ少しずつ「ありのままの自分」を取り戻してきているような気がしています。

その一因となったのは、間違いなく「音楽」です。しばらくは気分的に大好きな音楽すら全く聴けない時期もありましたが、意識して音楽を聴くようにしてからは、その音楽から立ち直るキッカケをもらいました。

そこで、ふとした時に感情の波が押し寄せ不安定になるときもあった当時、僕の背中をそっと後ろから支えてくれた曲達を選んでみました。10年も前のことなので、取り上げる曲も当時(又はそれ以前)の曲ばがりですが、どれも名曲なので、もし、知らない曲がありましたら是非、聴いてみてください。(曲順は特に順位ではありません!)

『You’ll Never Walk Alone』Gerry & The Pacemakers

サッカー好きなら誰もが知っているに違いないフットボール・アンセム。

当時税理士試験に挑戦し始め、毎日チャリンコを漕ぎながら予備校に通う際に聴きながら熱唱してた曲です。聴く度にグッとこみ上げるくる「負けるもんか!」という熱い気持ち。何度もボクを立ち上がらせてくれた至極の一曲。

『Believer』Ken Yokoyama

ハイスタは大袈裟でも何でもなく僕の人生に大きな影響を与えてくれたバンドです。偉大な存在なだけに、活動を休止し、それぞれのメンバーがソロで活動し始めたときは、CDは購入していたけど、しっかり聴けていませんでした。

しかし、ハイスタ関連の音源をアレコレ引っ張り出して聞いていた時に強烈にハマった1曲。「I’m a believer Not just a dreamer~」という出だしの歌詞からガツンとくる3分弱のパンクロック! めちゃめちゃ心に響きます!

『Lean On Me』Bill Withers

歌詞もバッチリ覚えてよく口ずさんでいて、一時期通っていたボイトレでもこの曲を課題曲に練習したほど(めちゃくちゃ難しかった)。

当時は色々な人に助けてもらえてばっかりで情けない状況でしたが、この歌詞にもでてくるように、早く自分の周りのひとを助けることができるようになりたいと強く誓った、思い入れのある一曲です。

『春夏秋冬』スガシカオ

音楽自体が好きなのはもちろんなのですが、ブログ等を通じて感じ取れるスガさんの音楽や人生その他諸々に対する考え方にも影響を受けました。

「春夏秋冬」は特に歌詞が当時の自分の心境とバッチリ合っていたため、聴く度に涙がでそうになっていました(というか泣いていました)。前に一歩踏み出す力を与えてくれる名曲です。

『ROCK & ROLL CAN RESCUE THE WORLD』Electric Eel Shock

僕の大好きなジョージ(@kungfugeorge)さんがブログで紹介していたことで知った日本発・世界基準のバンドです。日本では相変わらずテレビからは単なる消耗品みたいなくだらない音楽が垂れ流し状態で嫌になりますが、Electric Eel Shockみたいな理屈抜きでカッチョいいバンドに出会えたことが嬉しいっす!

『ROCK & ROLL CAN RESCUE THE WORLD』タイトルもナイスでしょ?

『湘南が遠くなっていく』七尾旅人

七尾旅人さんの「音」はとにかく優しく、その「言葉」はボクの心の隅々までジワジワと浸透し、何か見失っていた心の隙間を埋めてくれるような感じがします。

歌詞の内容自体は切ないのですがこの曲を聞いていると、ついうつ向きがちになる顔の角度が20~30度上に上がります。

『Someone Like You』Adele

正直、アデルが激売れした当時はあまり響かなかった、というか音楽的にエイミー・ワインハウスが売れた流れででてきたシンガーのような印象を勝手に持っていて殆ど聞いていませんでした。

しかし、ふとYoutubeの動画を見てやっぱスゲェと思いました。売れる売れないとか関係なしに、彼女の圧倒的な表現力と存在感にグッときます。

+1『Follow Me (鉄拳 Version) 』Muse

鉄拳さんのパラパラ漫画がプロモに採用されたMuseの曲です。純粋に曲だけという訳ではないので別枠にしましたが、個人的には当時、Youtubeの再生回数では1番だったと思うのでエントリーさせていただきました。

Muse自体は2nd辺りまではよく聴いていましたが、この曲で久々に彼らの音に触れました(^^ゞ

相変わらず神秘的というかカルト的な歌詞ですが、鉄拳作の映像がうまく歌詞とリンクしてて、Museの世界観をうまく表現しているのではないでしょうか?

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