完全ワイヤレスイヤホンに求めている性能
音楽好きではありますが、イヤホンの音質についてはそれ程こだわりはありません。
もちろん、音質が良いに越したことはないのですが、基本的に音質は値段に比例するので、良い音質を求めてハイエンドのイヤホンを購入するとなると、それなりに高価になります。
しかし、現状は「自宅=仕事場」で、自宅ではイヤホンを使う機会がなく、外出時の移動の際に使用する程度で使用頻度は低いため、音質はそこそこで、その他の機能に満足できれば充分だと考えています。
そこで、現在メインでつかっているイヤホンは、AVIOT(アヴィオット)のTE-BD11tです。
このワイヤレスイヤホンは、自分がワイヤレスイヤホンに求めている性能を備えています。
- ノイズキャンセリング機能 → あまり強くはない
- 外音取り込み機能 → 電車に乗っている際に便利
- 防水機能 → IPX4(日常生活上の用途なら問題なし)
- 通話機能(マイク) → 普通に使える
- アプリによる操作 → デフォルトのEQが好みじゃないのでEQが変更できて◎
しかも、価格も約14,000円と安価なため、コスパよく満足しています。
「骨伝導イヤホン」を試してみようと思った理由
メインで使用しているイヤホンに満足しているなら、なぜ、骨伝導イヤホンを購入することを検討したのか?
それは、以下のような理由からです。
骨伝導イヤホン に求めたこと | その理由 |
---|---|
耳への負担軽減 | 結構大音量で音楽を聴くことが多いためか、長い時間をイヤホンを使用していると、 左耳が調子悪くなるため。 |
運動の際の使用 | ランニングしている際に外音が聞こえにくくて危ないという理由よりもあるが、 普通のワイヤレスイヤホンだと運動中に耳から取れてなくしそうで怖い。 |
耳の形状に合う イヤホンが少ない | 生まれながらの耳の形状のせいか、耳に突っ込むタイプのイヤホンは形が合う ものが少ないため。 |
骨伝導イヤホン への興味 | 一度も使ったことがなかったので、単純に骨伝導イヤホンがどんなものか 試してみたかった。 |
色々検討してみて購入したのがSHOKZのOpenRun Pro SKZ-EP-07です。
現状発売している骨伝導イヤホンのなかでは評判が高いのですが、その分値段も高価(約24,000円)でした。
実際に試して分かった「骨伝導イヤホン」が活躍する場面
購入の際、検討した内容に「音質」は挙げていませんでしたが、元々、骨伝導イヤホンに音質は求めていませんでした。
ただ、イヤホンの使用用途としては、音楽を聴くことがメインという方が多いでしょうから、一応、音質についても触れておきたいと思います。
ブログやYouTubeの製品レビューでは、音質については、前作よりも重低音がでるようになっている、という評価が多かったのですが、これは、あくまで「骨伝導イヤホン」という枠組みの中での評価です。
一般的なイヤホンと比べたら、音質は全然及びませんし、物足りません。
なので、純粋に音楽を聴くのを目的として購入すると、ガッカリすると思います。
これは当然で、ポータブルスピーカーの音質が大型スピーカーに及ばないのと同じで、比較すること自体ナンセンスでしょう!
あと、骨伝導イヤホン独特なのかもしれませんが、ボリュームを上げれば上げるほど大きな音で聴こえるという訳でもなく、60%ぐらいの音量が一番聴きやすいです。それ以上の音量にすると、振動がきつくて(ちくちくする感じ)装着していると違和感を感じてしまいます。
音漏れもそこそするので、電車やバスなどの公共交通機関に乗っているときは要注意です!
骨伝導イヤホン に求めたこと | 実際に使用してみた感想 | 満足度 |
---|---|---|
耳への負担軽減 | 耳に直接イヤホンを突っ込んでいないので、耳への負担はなくてGOOD! | ◎ |
運動の際の使用 | しっかりホールドしてくれる感じで、ランニングをしていても、 ぐらつく感じはしない。 | ◎ |
耳の形状に合う イヤホンが少ない | 耳に入れるタイプではないので、全く問題なし。ただ、耳周辺ではないが、 フードや襟付きの服を着ていると、首の後ろ側とバンドが干渉することがある。 | ○ |
骨伝導イヤホン への興味 | 耳に直接イヤホンをいれていないのに音が聞こえるのは、とにかく 不思議な体験だった(すぐに慣れるけど) | ○ |
ただ、元々、求めてたことは音質の部分ではないので、その他の点については満足しています。
- ジョギング中に使う(音量は物足りないけど、安全面を考えるとそこは我慢)
- 近所に買物に行く際に使う(レジで会計する際に、いちいち着脱する手間がなくて便利)
実際に使用する場面は、上記に限られるかなぁ、という感じ。使用頻度と考えると、コスパは悪い(?)かもしれませんが、骨伝導という新しい「音」の聴き方を体験をできたのが何より収穫でした。