
【Spotify】ヘビロテ・プレイリスト(2025年4月)
GW最終日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
4月中は、公私ともに少々荒れ気味だったため、音楽面でも、新曲をチェックする時間がありませんでした。そのため、4月分のヘビロテは直近でリリースされた楽曲はほぼ無いですが、その変わり、個人的に思い入れの強い楽曲が多いでので、お時間のある方は、是非チェックしてみてください!
「Alone In The Dark」DJ KAWASAKI
DJ KAWASAKIさん自身でプロデュースした楽曲で構成されている2015年リリースのMIX CD「TIMELESS 」に収録されている1曲です。
オリジナルは79年(私の生まれ年!)にリリースされたアン・ルイスさんのアルバム「pink pussycat」に収録されているディスコナンバークラシック(山下達郎作曲、吉田美奈子作詞)。
DJ KAWASAKIさんのVerも、生音を多用しており、元ネタを忠実にカヴァーしている印象を受けます。なんといっても秀逸なのは、Voを担当している多和田えみさんの歌声。時にやさしく、時に力強いソウルフルな歌声が素敵すぎて、惚れ惚れします。
「Shower of light」イルミネーションスターズ
昨年リズムゲームがやりたくなって「シャニマス」をプレイし始め、早5カ月程。育成要素の奥深さと楽曲・MVのクオリティの高さに、そろそろ課金をしようかと考える程ハマってきている新米Pです。
シャニマスの推しはアルストロメリアですが、今回ヘビロテに挙げたのは、イルミネーションスターズの1曲。イルミネは、センター櫻木真乃の歌声が独特で、当初「これ、曲と歌声合ってる?」と感じることもありましたが、何回も聴いていると、いつの間にか馴染んでくるから不思議なもんです。「Shower of light」は彼女たちの楽曲の中でも特にスピード感のある楽曲で、アイドルらしい可愛らしさと格好良さのブレンド割合が絶妙です。
「Sugarcoated」Nieva Ella
2023年にリリースした1stアルバム『Young & Naive/Lifetime of Wanting』がイギリスのインディーチャート38位にランクインするなど、20代前半ながら注目度の高いイギリス出身のSSW、Nieva Ella。
今月のリストに挙げた「Sugarcoated」は2024年にリリースされ、アルバム『Watch It Ache and Bleed』に収録されている楽曲です。本人は、ビリー・アイリッシュ、サム・フェンダー等の影響を受けてきたと語っているようですが、今作に関してはオルタナの影響、例えば、スマパンぽさ、を感じました。
この手の空気感は、日本のアーティスト/バンドはあまり出せないですよね。地域的な特徴なんでしょうか?
「May 16」Lagwagon
先月のヘビロテで、VulfpeckのNEWアルバム『Clarity of Cal』の収録曲「This Is Not The Song I Wrote」を挙げましたが、同アルバムに「Aug 26」というインスト曲がありました。日本語で言えば8月26日。
タイトルが日付、で頭に浮かんだ曲がLagwagon「May 16」。1998年に発売された名盤『Let’s Talk About Feelings』に収録されている、疾走感のある曲調+エモ係数の高いメロ、といった彼らの特徴が凝縮された1曲です。メロコア全盛の90~00年代に、リアルタイムでそれらの音楽を浴びて育ってきた身としては、何時聴いても滾るものがあります!
「Hit In The USA」BEAT CRUSADERS
結構前にアップした「ただただ好きな漫画15選」をいう自己紹介を兼ねた記事内で「BECK」を挙げていますが、同漫画の作者ハロルド作石先生の新作、しかもバンド系漫画で、タイトルはド直球の「THE BAND」!
キャラ、ストーリー展開、プロレス系の小ネタ等、BECKに通じるところが多くメチャメチャ面白い。「BECK」と言えば、過去にアニメ化、実写映画化もされていますが、ビークルの「Hit In The USA」はアニメ版のOPでした。まだまだ「THE BAND」の物語は始まったばかりなので気が早いですが、将来的には、アニメ化にも期待しています!
「START」locofrank
「ハイスタが好きだ!グリーンデイが好きだ!俺は3ピースバンドが好きだぁ!」てな訳で、大好物の3ピースバンドのうちの一組、locofrankが2003年にリリースした1stアルバム『Starting AGE』に収録されている代表曲「START」。
イントロからラストまで全開バリバリ(死語)ノンストップで駆け抜ける約2分半のパンクナンバー。
ドラム、ギター、ベースといった最小編成の3ピースバンドしか出せない独特の一体感のあるサウンドが、Punk KidsからPunk Ojisanとなった今でもなお、胸にビシビシ突き刺さります。ただただ熱い!
「SLEEPLESS」Suspended 4th
個人的に今最もライブを観たいバンド、Suspended 4thの3rdミニEPに収録されている一曲。
EP内の曲で言えばFunkyな「Set Me Wonder」、レイジぽい「BURNIN’ SQUAD」も捨てがたいが、1曲挙げるのであれば、タイトル曲「SLEEPLESS」でしょうか。
新たに加入した新ドラマー吉村さんと超絶スラッパームーさんが創り出すグルーヴ、その上に鋭く刻まれるギターと歌声が加わると、激しくも踊れるサスフォー独特のサンウドが一丁上がり。ただただカッコ良し!
「The Beautiful People」 Marilyn Manson
ある日、spotifyのオススメにマリリン・マンソンの新曲「In The Air Tonight」が挙がってきました。フィル・コリンズの81年ヒット曲「In The Air Tonight」のカヴァーですが、重苦しく、かつ、重厚な雰囲気を纏ったサウンドは、まごうことなきマンソン独自なもの。次はオリジナル曲を期待しています。
なんせ、1996年にリリースされた1stアルバムを聴いたときの衝撃は半端なかったですからね。特に「The Beautiful People」は大好きな曲です。
当時から、生い立ちや言動に注目がいきがちではありましたが、今聴いてみても、彼らがだす「音」自体に一番インパクトを感じます!
「Come To Daddy」 Aphex Twin
マンソン「The Beautiful People」MVも相当アレですが、ヤバさ度合いではMV史上1、2を争うのがリチャード・D・ジェームスが1997年にAphex Twin名義でリリースした傑作「Come To Daddy」でしょう。
クリス・カニンガムが監督を務めた(マドンナ「Frozen」のMVも好き!)、荒廃した団地で老婆が不気味な子供たちの集団に襲われるというストーリー仕立てのMVは、手数の多く、かつ、ゴリゴリに歪んだブレイクビーツサウンドと相まって緊迫感MAXの不気味さを醸し出しています。
「Killing In the Name」 Rage Against The Machine
90~00年代に全世界を席捲したミクスチャーロックは、多感な若い頃によく聴いたこと影響か、いまだに、事あるごとに聴きたくなるバンドが多い。
その筆頭が、レッチリ、レイジ、システムオブアダウンの3バンドですが、レイジはその熱量の強さが故に、活動期間が短かったのが実に惜しまれるバンドです。
ザックのラップ、トムモレロの変態ギターが前面にでますが、ティムとブラッドのパワフルなリズム隊が創り出ファンキーなグルーヴが最高なんですよ。ベースで弾いているとハイになれます。「Killing In the Name」は、タモリ倶楽部の2016年空耳アワードを受賞作としても有名(空耳:ナゲット割って父ちゃん!)。