昔から音楽については雑食で、ファンク、ソウル、HIPHOPなどのブラックミュージックから、パンク、メロコア、ハードコアなどの激しめなもの、さらにはアニソンまで結構何でも聴くほうですが、ジャンルを問わず好物なのが(ソロ、バンドを問わず)女性ヴォーカルの歌ものです。
当たり前ですが、男性ヴォーカルには出せない女性ならではの声域、声の響き、雰囲気に耳を、心を持っていかれることが多いです。
スローバラードにアリシア独特のちょいハスキーな声がベストマッチ
そんな好物(?)のなかから、今回選んだのはアリシア・キーズの2007年発売のアルバム『As I Am』に収録されている『Like You’ll Never See Me Again』。正直言いまして、このアルバムが発売された当初は、軽くリードシングルの『No One』や『Superwoman』試聴してガッカリし、長いことお蔵入りしていました。なぜなら、それまでの彼女の楽曲と比べると、やたらとポップすぎるというか、あまり黒い要素を感じられなかったからです。
ただ、最近たまたまiPhoneにいれていたこのアルバムを聴いてみたところ『Like You’ll Never See Me Again』に聴き惚れてしまいました。ここ数日でかなりの再生回数です。
パチパチとレコードの針が擦れるノイズから始まるスローバラードにアリシア独特のちょいハスキーな声がバッチリはまってます。
また歌声と同時に、歌詞にも心が動かされてしまいました。以前、おすすめ本でもご紹介させていただいたノーマ・コーネット・マレックさんの『最後だとわかっていたなら』と同様のメッセージが込められていると感じました。
ぜひ、アリシアの歌声とともに歌詞も味わっていただきたいのですが、英詞をそのまま転載すると著作権的に問題になりますので、今回は和訳をしてみました。疲れました(^^ゞ
素人(+おっさん)の和訳なので、怪しい箇所がある点については、何卒ご容赦をm(_ _)m
Like You’ll Never See Me Again(素人おっさん的和訳)
もう時間がないのなら、
もう生きれる時間が残っていないのなら、
私たちが積み重ねてきたものを愛してくれる?
貴方が探していたのは、私なの?
貴方のぬくもりを感じることできず、
二度と一緒に居られないのなら、
私は貴方がここにいて欲しいって祈るわ。
だって貴方は私が探していた全てだから。
この瞬間がギフトだってこと、忘れないわ。
貴方と一緒にいられる時間を当たり前だって思いたくないの。
だって、「明日という日」は神様だけが知っているんだから。
だから、
抱きしめる時はいつでも
これが最後になるかもしれないって思いながら抱きしめて!
キスをする時はいつでも
もうこれから先二度と会えないんだって思いながらキスをして!
私にふれる時はいつでも
これが最後になるかもしれないって思いながらふれて!
そして私を愛することを約束して
もうこれから先二度と会えないんだって気持ちで私を愛して!
どれだけの人が「愛」の意味を分かっているのかしら?
ほとんどの人は気付かず、失って初めて気がつくの
「愛」こそが私たちが探していた全てだってことに。
この瞬間がギフトだってこと、忘れないわ。
貴方と一緒にいられる時間を当たり前だって思いたくないの。
だって、「明日という日」は神様だけが知っているんだから。
だから、
抱きしめる時はいつでも
これが最後になるかもしれないって思いながら抱きしめて!
キスをする時はいつでも
もうこれから先二度と会えないんだって思いながらキスをして!
私にふれる時はいつでも
これが最後になるかもしれないって思いながら触れて!
そして私を愛することを約束して
もうこれから先二度と会えないんだって気持ちで私を愛して!
P.S.
自分で和訳してみた後で、つい自分の訳に心配になり、ネットで同曲の和訳を探していたら、とても素敵な訳を発見しました。はやり和訳って英語の力はもちろん、日本語の能力も必要なんだなぁと痛感(>。≪)
日本語の勉強になるし、これからもたまに和訳に挑戦してみようかなぁ、と思ったりも…。
・こちらの和訳がべスト →『hello_imac3’s BLOG』Alicia Keys/Like You’ll Never See Me Again