【店舗分とUber分 2枚あるよ!】UberEatsを利用した際の適格請求書(インボイス)のダウンロード・保存方法 

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UberEatsから交付される「領収書」はインボイス未対応

仕事上の打合せ・懇親会時に必要な食事を用意するため、Uber Eatsを利用することがあることと思います。

その際の代金を経費として落とすためには、請求書・領収書等の書類を保存しておくことが必要ですが、Uber Eatsを利用した場合、何の書類を保存しておけば良いのでしょうか?

Uber Eatsは、紙での領収書発行には対応していないため、商品受け取り時に、配達員の方から領収書を受取ることはできません。そのため、Uber Eatsの❶アプリ、❷Webサイト、❸メールのいずれかから、自ら該当する書類をダウンロードすることになります。

上記の画像は、Uber EatsのWebサイトからダウンロードした領収書です。この領収書でも、経費として落とすには使えますが、インボイス制度には対応していないため、一般的な消費税の課税事業者が、正しく仕入税額控除をうけるためには不十分な証憑です。

UberEatsから交付される「インボイス」が2つに分かれている理由

Uber Eatsで商品を注文すると、商品代金とは別に「配送手数料」「サービス料」等の手数料が別途請求されます。

サービスの提供を受ける我々としては、Uber Eatsが取引先という感覚ですが、商品を提供するのは「飲食店」、アプリ等の利用や配達というサービスを提供するのは「Uber Eats Japan合同会社」と、1つの取引に対して、取引相手は2つになります。

そのため、消費税の仕入税額控除を受けるために必要な適格請求書(インボイス)は、それぞれから交付されることになります。

1つの取引に対して2つのインボイスを保存する必要があるのは面倒ではありますが、実際には、商品を提供する飲食店のインボイスも「Uber Eats Japan合同会社」が代理交付する仕組みになっています。

そのため、商品代金に対する「飲食店」と、手数料等に対する「Uber Eats Japan合同会社」のインボイスは一緒にダウンロードできるので、一方のインボイスを保存し忘れるというミスは生じにくくなっているのは助かります!

UberEatsから交付される「インボイス」をダウンロードする方法

適格請求書(インボイス)は、領収書と同様に、Uber Eatsの❶アプリ、❷Webサイト、❸メールのいずれかから、ダウンロードすることができます。

❶アプリ

❶Uber Eats アプリを開き、「アカウント」 をタップ。
「以前の注文」タブをタップし、該当の注文をタップ。
❸表示される画面を下の方へスクロールすると「請求書を表示」をタップ。
❹2枚のインボイスが表示されるので、それぞれをタップし「ダウンロード」ボタンをタップ。

❷Webサイト

❶ubereats.com にログイン後、「ご注文内容」 をクリック。
❷「以前のご注文」を表示され、履歴が一覧表示されるので、インボイスが必要な注文の右側に記載されている「請求書をダウンロードする」をクリック。

ZIPファイルを解凍する(2枚のインボイスが格納されている)。

❸メール

❶登録したEメールアドレスに届くメールに記載されている「利用明細を確認するには次へ移動 Uber Eats」又は「注文情報のページ」のリンクをクリックするとWebサイトに飛ぶ。
❷あとは、❷Webサイトと同じ手順。

ダウンロードした適格請求書(インボイス)2枚は、電子取引に該当するものなので、紙に印刷するのではなく、電子データ(PDF)のまま、保存しておきましょう!

【Uber Eatsのインボイスに関する注意点】
・一度発行された請求書の宛名は、後から変更/再発行することができないため、事業経費として使用する場合は、予めUber アカウント名を、自社の名称に変更しておきましょう。
・利用した飲食店がインボイス登録事業者でない場合、請求書に、適格請求書発行事業者番号が表示されておらず、原則的に、仕入税額控除を受けることができません(経過期間中は80%、50%可)。

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