社会保険料の支払いは口座振替にするのが一番ラクだけど..。
毎月きまって発生する取引先への支払いは、業務の効率化のために、口座振替にして支払処理を自動化することがありますよね。
法人を設立し、役員報酬や従業員への給与の支払いが発生するようになると、社会保険料の支払期限が毎月末(月末が土日祝日の場合には、翌週月曜日)にやってきますが、これも出来れば口座振替にしておいた方いいです。
ただ、ここで問題になることがあります。
最近は、新設法人でも比較的、審査がゆるく口座を開設しやすい点、各種手数料が安いなどのメリットが考慮して、GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行などネット専業銀行を選択肢に入れる経営者の方が増えてきています。
しかし、ネット専業銀行で口座振替に対応しているのは、現状、GMOあおぞらネット銀行だけです(2024年11月28日時点)。
幸運にも(?)GMOあおぞらネット銀行の口座をお持ちの方はすぐに口座振替の手続きをするのがベストですが、その他の口座振替に対応していないネット専業銀行の口座をお持ちの方は、社会保険料の支払いのためだけに銀行の窓口まで行かなければいけないのかというと、そんなことはありません。
ペイジー(Pay-easy)を使いましょう!
社会保険料はペイジーを使えば銀行の窓口に行かなくても納付できます
「ペイジー(Pay-easy)」とは、税金・社会保険料・公共料金などの各種料金を、ペイジーに対応しているATM又はネットバンキングで支払をすることができるサービスです。
税金・社会保険料に関しては、過去には、国税と地方税で対応している又はしていないの違いがあり、ペイジーに対応していも社会保険料は納付できないネット専業銀行があったのですが、、現時点では、前述したGMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行はいずれも、ペイジーで社会保険料の納付ができます。
銀行の窓口にいく必要がなく時間的にも節約できますし、手数料も無料で金銭的にも節約できますので、口座振替ができないから仕方なく銀行まで行っていた、という方は是非ペイジーを使ってみてください!
ペイジーを使って社会保険料を納付してみた(住信SBIネット銀行編)
金融機関によって名前は異なりますが、住信SBIネット銀行の場合、「税金等支払」のアイコンをクリックします。
また、ホーム画面のメニューから「口座情報・入出金」→「振込・振替・支払」→「Pay-easy(税金等支払)」とクリックして進むこともできます。
収納方法選択の画面が表示されるので、国税等のお支払いのブロックにある「Pay-easyで支払う」ボタンをクリックします。
納付書の左側に「収納機関番号」「納付番号」「確認番号」がそれぞれ記載されているので、まず「収納期間番号(赤枠)」を入力して「次へ」をクリック、次に「納付番号(青枠)」と「確認番号(緑枠)」を入力して「次へ」をクリックします。
払込内容確認の画面で、振込先・お名前(法人名)振込内容・振込金額等に間違いがないか確認してから「スマート認証NEO」をクリックすると、6ケタの承認番号が表示されます。
その承認番号をアプリ側で入力すれば振込手続は完了です!