
仕事で使用するアプリ、音源などのコンテンツをappストアで購入した場合、それらの費用は、当然、経費として落とすことが出来ます。ただし、請求書や領収書等の証ひょう類を保存する必要があります。
私自身もたまに、Appストアでアプリ等をダウンロードすることがあるので、備忘録として、領収書の保存方法を残しておきます。ご参考になれば幸いです。
目次
メールに届く領収書を確認・保存
一番、てっとり早いのは、メールに届いている領収書を保存する方法です。
App Storeで購入すると、Appleアカウントに登録しているメールアドレスに「Appleからの領収書です」という件名で領収書が届きます。

なので、検索窓に「Appleからの領収書」等の文言で検索をかけて、該当するメールを開きます。領収書は、メール添付ではなく、本文に直接貼り付けられています。

なお、メール等によるデータのやり取りは、電子取引に該当するため、原則的には、印刷した領収書を紙で保存するのではなく、PDF等の電子データのまま保存します!
Appleアカウントの購入履歴から領収書を確認・保存
また、Appleアカウントの購入履歴から、領収書を確認する方法もあります。
STEP
日付をクリックし、領収書を表示させる

日付をクリックすると、請求先、ご注文番号、書類番号、金額が表示と共に、「領収書を表示」のリンクが表示されるので、これをクリックします。
STEP
表示された領収書を保存する

表示された領収書を、PDF等の電子データのまま保存します。領収書の記載内容は、メールで送られてくる領収書と全く一緒です。
【注意事項】
上記の方法で表示・保存することができる領収書は、適格請求書(インボイス)の要件を満たしていません。そのため、消費税の仕入税額控除を受けるためには、簡易課税制度を選択している事業者や、少額特例が適用できるケースを除き、アプリ等の配信事業者から、直接インボイスを入手する必要があります!
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